パラリンピックも 後半になってきました。
オリンピックの時よりも テレビ中継が少ないのが残念です。
水泳の秋山里奈選手が自由形で金メダルをとりました。
彼女は生まれつきの全盲で 3歳の時から水泳を習っていたそうです。
背泳ぎで大会に出ていたんだけれど
北京大会で背泳ぎが廃止になってしまい それでも 自由形の選手になり
今回のロンドンで金をとりました。
金メダルを取った次の日は いろんな番組で色んな人がコメントしていましたが
その中でも 元全日本バレーボール選手の三屋裕子さんのコメントが
私の心に残っています。
それは
「私達 アスリートは 見て学ぶことが多いんです。その中で彼女は
見て学ぶことも 想像することもできない中で 金メダルをとることは
いかにスゴイことなのかを感じます」
というコメントでした。
彼女は、生まれた時から見える世界を知らないからこそ
想像もできないからこそ コーチの声に何倍も耳を澄まし
コースロープを何万回も触り ただ 前にあるゴールだけを信じて泳ぐ。
研ぎ澄まされた感覚は それこそ 私達には想像できないくらいなんだろうな。
と思います。
パラリンピックのアスリート達には
魂の強さを感じずには いられません。
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