母親が ちょっと病気になり、少しの間 入院をしました。
私は、小さい時から、母親に愛情深く 優しくも厳しくも育てられてきましたが
反抗期もありましたし、優しくなれないことも多々あり
苦労もかけてきたので、できるだけ 親孝行はしたいと意識しています。
私は、初めての診察から入院するまでの経緯を
全部 付き合っているので 担当医の先生に わからないことは
全部聞くのですが、どうも その先生の言葉不足と、愛情不足を感じていたので
なんとなく 不信感があったのですが
ついに、退院後の診察で 起こるはずのない「痛み」が 突如 母に襲ってきて
駆け込むように担当医の元に 行きましたが
その担当医が その痛みの原因が 「わからない」と一言。
そして痛みどめの注射だけを打たれて 帰されました。
医者が 「わからない」というのは サジを投げたのと同じな気がして
納得がいきません。患者を安心させる 納得させることを大切にしながら
カウンセリングをしている私からすると、「不安」という土産を渡された母親を想うと
これが 母親でなくとも 私は、許せない気持ちになります。
理屈で わからないことも それは世の中沢山あると思いますが
わからないのならば、可能性を見つけることが医者の役割ではないかと思うのです。
そして、言葉がけも 患者さんと向き合う人には とっても大切なことです。
今回 母親の入院を きっかけに 私は、自分を振り返ることもできました。
そして、セカンドオピニオンで 納得のできる 素晴らしい先生とも出会いました。
その先生は、納得できるまで、調べましょうと おっしゃいました。
そして、その先生は 帰り際に 「気をつけて帰ってくださいね」と声もかけてくれました。
なんでもないことですが 労わりの言葉が 不安だった母親の心を
溶かしてくれました。
人と関わる仕事には、スキルも大切ですが、相手を想いやる心がやっぱり
一番 大事なんだと 改めて認識しました。
安心感とは 心が安らぐこと。 それが 何より大切です。
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