先日 知人がアームレスリングの全日本選手権に出場するというので
応援に行きました。
アームレスリングといえば、皆が知ってる言葉では
「腕相撲」なんですが、私も、その程度の知識しか初めは知りませんでした。
しかも 英語でレスリングという単語の 初めが「w」で始まるということも
今回知りました。
体重の階級も、細かくあり、50キロから100キロ超えまであり
女子も50キロから60キロ超えまであります。
しかも、左手と右手 それぞれで、両手を制覇するなんてことは
並みたいていのことではなく、年齢も下は18歳から上は72歳の方までいました。
私の知人は、とてもこの世界では有名な選手で
日頃の練習や、マイルールや、こだわりも多く、トレーニングの時間も
ハンパなく多く、メンタルも技術も含め 相当 頑張っていることを
知っていたので、大きな声で応援することは、かえって心乱すことになるのでは
ないかと思い ひっそりと応援していました。
会場の中に 体重別で いくつかの試合用の台が置かれ(正式名がわからないです)
戦う姿勢や声もそれぞれでした。大きな声で気合いと共に力を入れる人
静かに戦う人 台に足を引っ掛けて戦うフォーム、一瞬の勝負ですが
始まる前にお互いに腕を組む状態が整わないと時間がすごくかかり、
お互いの手が離れてしまった場合は、2人の手をマジックテープのような
もので縛りつけて再開します。
この全日本選手権は、全国の選び抜かれた強豪が集まる大きな大会なので
それぞれの気迫と気合いは 息をのむようでした。
決して派手なスポーツではないですが
ここまで、来るまでの それぞれの想いや、努力を思うと
結果ではない気もしますが、アスリート達にとっては、結果が励みにもなり
そして、課題にもなるので、負けたからと言って「がんばったじゃないか」などと
軽く言えないなと思います。
知人は、優勝目指していましたが それでも入賞という形を得ました。
本人は、非常に残念でしょうが、勝負は
負けた時こそ 伸びるものです。そこは神様から与えられた
「ご褒美」だと私は思います。まだまだ君ならやれるよ という・・・。
まだまだ知らない アスリートの世界があることを知って
とても刺激になりました。自分が何かできるか できないかということだけではなく
人が 何かを頑張っているという刺激も充分エネルギーになります。
そのエネルギーがいつか、何かの動きの「きっかけ」になれば
それも神様からの贈り物です。
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