昨年は、母親の入院などで、年賀状作りが好きな私は

年賀状を作成することもできませんでした。

しかし、年賀状は届き、メールなどで、返事をしてきましたが

 

その中で、高校時代の友人から届いた年賀状の一言に

心　動かれました。

 

その一言は

 

「会いたいです」

 

今年もよろしく。　今年は会いたいですね　という言葉は

なんとなく社交辞令も兼ねている気もしていましたし

よく　書いたり書かれたりしていますが　会うという機会はなく　また１年過ぎて・・・・

という感じになっていますが

 

その一言が気になって

急きょ、簡単な年賀状を作成して　私のメールアドレスを書きました。

そこで、メールに返事がなかったら、この１年は、それなりに過ぎる・・・

 

と、思っていたら

 

すぐにメールが届きました。

 

（この会いたいは　ホントでホンモノ）

 

そう思った私は、もう一人　昨年から会おうと言ってた同じ高校の仲間に

すぐに連絡し、話は、トントンと進み

つい先日３人で　ほぼ３０年ぶりに会いました。

 

個室の居酒屋を予約し、時間通りに行くと

そこには、昔と同じ、ちょっと早くに着いて待っていた友と

いつも、遅刻していた友が遅れてやってきました。

そんなことだけで　もう心は高校生・・・

 

どんな風になっているだろうか・・・昔と変わっただろうか

などど　あれこれ思い考えていた会うまでの時間は

なんだったのか？というくらい　３０年という時間は

すごいスピードで埋まって行きました。

 

心なしか、それぞれ３０年を、仕事、家族、人生などを

かいつまんで話すものだから　口調も早口になり

あれこれ、聞くのも、どんどん多くなり・・・

 

一通りの事情説明が終わると

今度は　やんちゃだった高校生の　それぞれが覚えている出来事を

話しだすと、あとの２人は、「あった。あった　そんなこと」という話が

３人いるから３倍出てきて　気づけば５時間　最終電車へダッシュ！という時間でした。

 

私が「お前が　会いたいですって書かなかったら　この同窓会はなかったよ」

と、言うと　「ほんとに　会いたいと思ったんだ」と。

その気持ちがホントだったからこそ、会うまでの日も　すぐに決まり、

途中、予定が狂ったりもせずに　キャンセルもなく、当日を迎えたのは

私と同じ気持ちで２人も、何があっても、絶対会いたい！という気持ちが

強かったということが言葉なくしても、その行動でわかりました。

 

いつ、どこで誰と出会うかは　誰もわからないことですが

過去に関わった人とも、いつ　どんなタイミングで　また出会うかわかりません。

今、そばにいる人も、これから会う人も、過去に共に歩んだ人も

 

気持ちが引っかかったら　面倒がらずに　その心に従ってみてください。

いいことがあるのか　そうでないかという損得ではなく

心のままに動くことの結果は、動いたことだけで　悪くはないと思うのです。