母親のお腹の中にいる時に、母には、心配ごとや、不安が多くあった為か
子供のころから 私はいつも 母親の気持ちが心配であったり
母に笑って欲しくて喜ぶことばかり考えるのが大人になった今も、癖のようになっています。
母に心配ごとがなくとも、元気でいても、大丈夫かな?と思ってしまいます。
時々 前世では私が親だったのだろうか?などど本気で思ったりします。
そんな母は、昔から 花が大好きで、6月生まれの母のために
子供の頃は そこらに咲いてるアジサイをよく 学校帰りに手で引っこ抜いてました(盗んでますね)
母の「わぁ!」という顔見たさに・・・。
どんな時も、勝手に引っこ抜いたことよりも、その気持ちを先に
受け止めてくれて、ありがとうの笑顔のあとに、すぐに花瓶にアジサイをキレイに
活けました。そのあとに、盗んだこと、育ててる家の人のこと、生きてるアジサイのことを
たしなめられたものです。
先日 実家に向かう途中に 母の大好きなミモザの花が見事に咲いている家を遠くで発見。
バイクで向かうスピードを緩め、見ようとしていたら、この花の下に2人のおばさんが!
ひとりは、枝を切るハサミを持っている! なにやら 切ろうとしてるのか?
これはチャンス! オバサン達に、声をかけました。
「これ切るんですか?」「そうなのよー」
すかさず 私は 「僕も欲しい!このキレイなミモザ!!母がミモザ大好きなんです」 すると
おばさんは、「いいわよー 好きなだけ持って行って! そうだ!あなた 切ってくれる?」
と 待ってましたとばかりミモザの枝を切る作業要員に!
脚立が出てきて、私も、楽しくなって 脚立に立って、下から支持されるオバサン達の
リクエストの枝を次々切り落とし・・・・。太い枝は、はさみが切りにくく・・・
苦戦してると 下から 黄色ではないけど がんばって!の声援が!!
終わって、オバサンはありがとうと言い、私も こちらこそありがとう を言い
「いつでも、あげるわよ お母さんに持って行ってあげてね」
嬉しい言葉をいただき、片手に 沢山のミモザを持ちながらバイクで実家に行き
母に「ジャーン!」と 出すと 病気で 完璧にまだ元気でない母の顔が
パーっと輝きました。「わぁー ミモザ! どうしたの?」
いつもの数倍の速さで 立ちあがって 花瓶に生け始めました。
できあがったミモザを見て、「気持ちが 明るくなって元気出た!」
それを聞いただけで その日の私の1日は、パワーある日になりました。
しばらくは、ミモザが咲いている時間は 母にとってパワーのある日々になることでしょう。
ミモザの黄色は 本当にキレイで、エネルギッシュな色です。
皆さんも、どこかで見かけたら パワーを感じてみてください!
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