新聞を もう長いこと購読してなくて
最近、ちょっと活字が読みたいという気持ちだったときに
ちょうど新聞の勧誘にスーツ姿の若い男の子がやってきました。
新聞を購読する!とは決めてなかったので話を聞いていくうちに
彼は、北海道から今年の1月に東京に出てきたらしく・・・
顔をじっくり見ると、 おや?
右目の横に切った跡、そして左目の下に青タン・・・・
こ、こ、これは
ボクサーだな・・・・・。
私の友人にプロボクサーがいて毎回 試合を観て
試合後には、必ず食事もするので顔の状態はいつも見てきてるので
すぐにボクサーだとわかりました。
「君、ボクサー?」と聞くと、「わかりますか?」との答
そりゃ、僕にはすぐわかるよ。
ボクシング好きな僕は、彼に「どこのジム?」やら いつからやってるの?
と、質問攻め。興味は、新聞ではなく いつのまにやらボクシングに・・・。
聞くと、北海道でいじめられていて、見返したい!という気持ちから
ボクシングを東京に出てきた1月から始めたとのこと。
できるならプロボクサーになりたいと・・・。練習のスパーリングで
できた傷だということがわかって・・・。
よし! 新聞をとろうじゃないかっ!君のその「決心」を応援する!
彼は、終始 言葉も態度もオドオドしていて、紙を持つ手も
震えていたけれど、私は、彼に「君の名前には、星がついてる。きっとスターに
なれるよ。辛くても頑張って叶えなきゃね。覚えておくから、試合に出る時は
応援にいくよ!」と伝えると がんばります!と言いながら
少しホッとしたような背中で帰って行きました。
私も中学の頃、バスケット部に所属していましたが、たった1度
筋トレがきつくて、友人と二人でサボったことがありました。
そのたった一度が、先輩に許してもらえずに、最後までスタメンには
選ばれませんでした。それでも、3年間辞めずに所属していましたが
その悔しさは、ずっと心に残っていて、高校に入るときは、
絶対サボらない!と決心して、ハンドボール部に入り、部長になりました。
決心というのは、きっと、うまくいかなかったからこそ
生まれる感情なんだなと思います。
あなたの決心次第で、次のステージが始まります!
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