数日前  私の姉が余命宣告されている旦那さんのお母さん(義母)

の入院先に旦那さんに内緒で会いにいくための手土産探しに

付き合いました。次男の嫁なので、気楽なポジションですが

姉は、姉なりに、義母を気遣っていたようで、長男の嫁さん情報で

なんでも好きなものを食べていると聞いて、デパ地下で、あーでもない

こーでもないと散々歩き回って、グルメな義母が好きであろう今半の佃煮と

簡単に食べられる可愛いパッケージのお菓子を買いました。

 

そして、昨日  群馬県の病院まで朝早く 家を出て

電車をたくさん乗り継いで会いに行きました。

義母は余命数か月かもしれないということも知らされてないのですが

姉いわく、少しやせたけど、声に張りがあって、とても元気で

姉が来たことをとても喜んで はしゃいでいて、今半の佃煮も喜んでいて

寝たきりなんかじゃなくて、起きて

車いすに乗って 沢山話したそうで、姉も行ってよかったと往復5時間かけた甲斐が

あったと満足して帰ってきました。

 

そして 数時間後

 

元気いっぱいだった義母が 亡くなりました。

 

義姉さんから連絡が来て、下血して輸血して

危篤だと・・・・。余命数か月かもしれないけど

今さっきまで元気に 話して笑って握手した義母が危篤？？？？

 

姉がビックリして 私に連絡してきました。

聞いた 私もビックリで、この数日前に デパ地下で選んだよね。

 

でも一番 驚いてるのは 義母じゃん？

って思います。姉から今半の佃煮もお昼に食べるって言って喜んでたけど

食べたの？ お風呂も今日 はいりたーいって

言ってたって聞いたけど、入れてないよね・・・

なんて 私が気になります。

 

最後の一番元気な姿を見たのが 他人である 私の姉でした。

 

息子二人 娘二人もいるのに、最後は 純粋に会いに来た姉でした。

 

私は、その義母とは姉の結婚式で会ったきりなので

面識は ほとんどありませんが、一緒に 最後の手土産を選んだので

なんだか、いろいろと運命の不思議を考えてしまいました。

 

姉は 来週 友人と海外に行く予定なのですが

今週、葬儀関係が終わるので、行くことができます。

 

まるで 姉に 楽しんでいってきてね。と言わんばかりのタイミングです。

 

姉は、今でも狐につままれた気持ちなようで

元気な姿が 焼き付いていて 涙じゃないんだよね。って言いました。

 

 

1日で 生と死

 

何が起こるかわからないのが  やっぱり 人生なんだろうなと

ほんとに ほんとに思いました。