男子のスケート選手の中で

高橋大輔選手が一番好きでした。

 

復帰不可能に近い大怪我から

根性と努力と精神力で見事に復活した彼の

ドキュメントも見ました。

 

華麗で　しなやかで　力強く高度な技術溢れる彼の

スケーティングに何度も勇気をもらいました。

 

引退会見の彼は、すがすがしく

風貌も選手の時とは違って引退を決意した顔立ちに

違った自分を見せるための眼鏡であり、ヒゲであり・・・。

 

彼の「決意」みたいなものに溢れていました。

 

何かを一生懸命していれば、いつかは

時代が終わります。それは選手でも監督でも同じ。

 

その時代を胸に　次の自分だけの新しいスタートを

きっと高橋大輔君も見つけることでしょう。

どんな選択をしたとしても、彼は、後悔なくまた

くったくのない笑顔で始めると信じています。

 

「引退」は　する側も、される側も　寂しいことだけれど

心には　ずっと残ります。僕も今年　surfingの監督を引退しました。

見える形は　もう築けないけれど、頑張ってきた日々は心の糧になります。

 

きっと　みんなの心に中にも、忘れられない　日々や　存在がいることでしょう。

 

それを大切にすることができたら　それも　「幸せ」なことです。