浅田真央選手が復帰会見をしました。
ネットで その会見の様子を
文章で見て、24歳の彼女の
しっかりとした考えと
彼女らしい まっすぐな心情がよく
伝わってきて、感心しています。
復帰の理由は
自然と試合が恋しくなり試合で
よい演技が出来た時の達成感を
また感じたいと思い始めたとありました。
彼女は、スケートから離れたいなと思って 気持ちはハーフハーフのまま
この1年間 離れ切ることができなかったのは、ショーがあったり
スケート教室があったりと、結局 スケートから離れる日はなく
試合に出ていなかったけれどスケートと繋がっていたとありました。
だから 毎日 練習を重ねるうちに、自分は試合に出たいのかな?と
思い始めたというのです。
この休養中の1年間の中は 出来る 出来ないの繰り返し
先のことは誰にもわからない中 時の流れに身をまかせての生活だったといいます。
スケートから 離れ切れずに繋がっていた日々の中で
彼女は、自分を内観して見つめたのでしょう。
そう思ったのは、この文章でした
トリプルアクセルは自分にしか飛べないという こだわりを持っていた。
今まで トリプルアクセルが飛べることを強みにしてきた。
だけど、24歳という年齢がベテランの域に入ってきて
ジャンプの技術を落とさないことも目標ですが、それだけでなく大人の滑りが
できればいい。そんな自分の滑りをみてもらいたい。
真央選手がいない試合は、若い10代の子が 頑張っていましたが
華やかさに欠けていたし、子どもが滑ってる印象は否めませんでした。
しかし、真央選手が10代の頃は、それでも、華があり人々は皆 彼女の
華麗な滑りの虜になったのだから、年齢だけでなく真央選手には特別なスケートの神様が
ついてるような気が今もします。
彼女は、今は、試合に出ることが第一目標で その延長線にオリンピックがあるかも
しれないけれど、そこは考えていないとありました。
試合に出場できる状態にもっていくために、最低でも去年の世界選手権のレベルに
持っていかなければ試合復帰は無理だと決心した練習をしているようです。
そして 昔 大活躍したメダリストの伊藤みどりさんが
対談で背中を押してくれたとありました。
伊藤さんからの 二つの言葉が彼女の復帰にも影響したといいます。
その2つの言葉とは
「継続は力なり」
「自分が後悔しないように決断してほしい。自分がやりたいと思っても出来ない時がある
やりたいと思ったらやった方がいい」
という言葉です。
どんなことも、続けていくことが はじめることよりも難しいものです。
自分の心の強さを信じ、任せるしかないことだからです。
続けて行けば どんな結果であっても納得ができるはず。
そして決断力。
やりたいと思ったらやった方がいい。
頭でわかっていても、それを
決断するのは心。そして動き出すのは自分。
浅田真央選手の この会見の内容には
その決意と決断 そして行動が感じれます。
24歳の浅田真央選手の 大人の滑りと こだわりつづけるジャンプの華麗さ
新しい彼女の 勝ち、負け、メダルではなく 決意のスケートが
楽しみでなりません。 心から応援したいと また 更に思いました。
*画像はネットより拝借しました。
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