１年半前に　ある出来事があり

その時に「髪を切らない」という決意をし

暑い夏も、寒い冬も超えて　また次の夏も来て

冬に向かう今

　髪を切りました。

僕は、気に入った美容師を変えない主義なので

もう何年もM君に　僕のわがままをいつも

聞いてもらっています。（飽きたから違う髪型にしたいだの　色が面白くないだの）

ずっと短髪で髪を伸ばすなんて　絶対無理と言い続けていた僕が

　髪を伸ばす！と言い出したときは、M君は続かないだろうと思っていたようで

毎回　行くたびに「リツキさん　頑張ってますねぇ～」と驚いていました。

髪を切らない理由も知ってる彼は、僕が長めの髪に飽きないように　いろいろと

工夫と提案をし続けてくれましたが

僕の中で　「　もう切ってもいいかな　」と　やっと思えたので

　意を決して　つい先日　「今日は切る！」とM君に言ったところ

「ほんとに　よく頑張りましたね」と　なんだか　たかが髪を切らないってだけなんだけど

そこに　切らない想いがあったから　断髪式みたいな感じだなぁ～・・・泣くか？俺・・・

と思いきや・・・・

彼は、　あっさり　ざくざくと切りはじめ・・・・・

「ちょ、ちょっと　１年半かけたんだから　感慨深い想いで切ってよ～」というと

「切るときは思い切っていきましょう！」と言われて　

それも　そうだな　とすぐに同意し。　あれよあれよという間に短くなりました。

でも、失恋で　髪を切る女の子の決意が　髪を伸ばして　初めて知ったような気がします。

伸ばし続けたということは　それだけ　こだわってきたということで

切ったら　髪だけでなく心も軽くなったような気がしました。

何かを変えるということは　勇気も決断もいることだけれど

その　一歩から始まることは　未来が開けるということです。

＊　写真はネットから拝借したものです