毎日　どんどん寒くなってきました。

冬が嫌いな人も多いですが

僕は、案外嫌いじゃないんです。

 

夏には出来ないことが沢山あるからです。

 

例えば　重ね着とか。

ニット帽をかぶることとか。

小物使いが好きな僕には、ニット帽やマフラーを

気分と服に合わせてチェンジすることも楽しいことだし

空気が澄んでいるのも割と好きなんです。

 

 

さて、僕の仕事は、「待つ」ことと「信じる」ことが

常ですが、僕自身は、若いころは、割と苦手なことでした。

せっかちなところもあるので待つということも、

信じきれない出来事も多く（プライベートで）今の僕とは少し違っているかもしれません。

 

時が過ぎ、経験を重ね　年齢だけは立派な大人になりました(笑)

 

今は、待つこと　と　信じること　がセットになって

セットになると　苦でないどころか　楽しみになっています。

 

この画像の観葉植物は　アンスリウムというもので

葉がハートの形をしています。初夏にお気に入りの町の花屋さんで

購入したものです。そこのおばちゃんが（もう７０歳近い）いつも元気で

花の仕事が大好きというのが伝わってくるような　どーんとした　おばちゃんで

このアンスリウムを買うときも、これは大事に育てると冬には花が咲くよ～

と言われていました。

 

暑い夏も、涼しくなった秋も、水やりと、肥料、そして大事な

 

[声掛け]と[見つめること。]を続けてきました。

 

「冬が楽しみだよ」と言いながら・・・。

 

待つことも、信じることも、強く念じていたわけではないんです。

 

「その時」が来たらいいな。そうならなくとも大切に思う気持ちは変わらないから。

 

というくらいの重くない気持ちで待っていたら

 

ついに　「その時」が！！

 

沢山のハートの形の緑の葉の中から　胸を張って　真っ赤な蕾が！！

 

この瞬間まで　半年。

 

　妄想族の僕は、「どう？　みて！！」　と言ってるような堂々ぶりに感激し

 

　「ここまで　ありがとね」と　

 

この季節だから　

 

「メリークリスマス！」と

言われてる気がしてなりません。

　

　勝手に、独り言ですが(笑)　「いやいや、こちらこそありがとね」と　

あまりに感激して言ったものです。

 

　　　今度　あの　おばちゃんの花屋に画像を見せに行こうと思います。

 

　期待はするのはいいことだけど　しすぎるのは苦痛になりガッカリ感も増します。

　最初は期待していたけど、途中で投げやりになるのも　シンドイことです。

　信じることも待つことも、気楽に楽しめることが一番楽しいです。

　信じていても、待っていても、花が咲かなかったら、僕は　こう思ったと思います。

 

　　緑のハートだけでも十分！元気でいてくれて　どんどん葉を増やしてくれただけで

　　それでいいんだよ。ありがとね～

 

　咲いたらラッキー　咲かなくても　ハッピーなんです。

 

　そのスタンスで　僕は、これからも　クライエントさんにも、プライベートな人たちにも

　そして自分自身にも向き合っていくことと思います。