先日、数年ぶりにハワイに行ったときの話
スーパーに寄った際
ビニール袋に入れてくれないなぁ~
と思ったけれどたいして気にもしてなかったら
寄るたびに、袋がなかったり、持ちずらい
取っ手のない紙袋だったり、もしくは
袋なし?エコバッグ買って!とか・・・
だんだん なんでだろう?と思うようになって
調べてみると・・・・・
2015年7月1日(水)より、オアフ全域のスーパーマーケットや小売店などで、
プラスティック製レジ袋が禁止とありました。
しかも
ハワイ州はアメリカで一番最初にレジ袋が禁止になる記念すべき州になったそうで・・・。
ハワイのワイキキには溢れてる
おなじみのABCストアの定番の
このプラスチックバックも
もうありません。
だから そのぶん 各スーパーの
エコバッグが よく売れています。
もちろん地元の人は マイバッグを
持って買い物に行ってます。
この廃止の理由は
ビニール製のレジ袋は風に飛ばされやすく、簡単にゴミになってしまうために
海で、楽しく 泳いだり
遊んだりしていても
この軽いビニールは時として
簡単に 海に放り出されてしまうわけで・・
ハワイには沢山いる
肉眼でも見つけることができる
綺麗な海で暮らす この亀も
こんな風に 間違って 口にしてしまったり
よく海で見かける
この鳥たちも
こんな被害を受けたり・・・と
海に飛ばされたビニール袋をカメやイルカ、アザラシなどが誤食してしまい死に至るという事故が多発しており、なんと年間10万頭の動物と100万羽の海鳥が死んでいるというのです。
ビニール袋は、魚やカメ、鳥などを傷つける可能性があり、
また、風で飛ばされて環境を破壊しやすい。また、自然分解もされにくいということなんです。
という理由で廃止になったわけです。
今後は・・・
Reusable=再利用できる袋、
Recyclable paper=リサイクルできる紙袋、
或いはCompostable plastic=コンポスタブルタイプの生物分解できるレジ袋は配布可能
違反した店は、1日100ドル(約1万2000円)の罰金。
繰り返し行うと1000ドル(約12万円)まで増やされるという厳しい罰。
レストラン、ランチワゴン、パン屋、薬局など、
いくつか例外措置をとられている業態もあるらしいけれど・・・。
それにしても、もっと早くに対策してもよかったんじゃないの?と思ったりもするけれど
自然がホントに美しい島のハワイで ずっとずっと動物たちが心地よく
生きていくために人間が意識しないといけないことなんだと
たかがビニールと思ってはいけないことに 今更ながら気づいた旅でもありました。
おかげで 今回 僕は やたらとエコバッグが増えました・・・・
*写真・説明の文章などは ネットから拝借しました。
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