時間があると 僕は脳の働きのことを
考えています。わかりやすい脳の仕組みや
脳の捉え方などの本を読んだりしてるのですが
それは、僕の仕事にも関係があるからです。
精神的にしんどくなっている人が沢山います。
クライエントさんだけでなく、ほとんどの人が
多かれ少なかれ悩んだり落ち込んだりしています。
そのコントロールの上手な人も下手な人の差は
なんだろうか・・・。 持って生まれた性格とか、そんな単純なことでは
なさそうです。 脳に送るサインが乱れたり 滞ったりすると 睡眠にも影響あったり
「やる気」も失います。
脳は、好きと判断すると 俄然 やる気が出ます。
「気持ちいい」「楽しい」 → ドーパミンというホルモン物質が出ます。
このドーパミンは やる気や意欲を高める神経物質ですが これだけだと
もっと!!という欲望が出まくって、制御できなくなって いつまでも満足できないようで
他に
アドレナリン(これは聞いたことありますね)これは、ドーパミンの欲望とノルアドレナリン
の暴走を制御してコントロールしてくれる神経物質です。
そして セレトニンとは人間の精神面に大きな影響与え、心身の安定や心の安らぎなどにも関与することから、オキシトシンとともに『幸せホルモン』とも呼ばれます。
しかし、このセレトニンが不足すると
疲れやすい ・ぼーっとする ・やる気が起きない ・集中力がない ・怒りっぽくなる
・イライラする ・キレっぽい・落ち込みやすい ・すぐくよくよする
・食べ過ぎる/食欲がない(過食/拒食)
・感情的になりやすい ・寝付きが悪い/眠れない(不眠)
・睡眠ホルモン「メラトニン」の減少
・偏頭痛がでる ・欲求不満 ・日中眠い・姿勢が悪くなる ・肩こり ・緊張しやすい
・ストレスが溜まりやすい
・様々な依存症(買い物、ギャンブル、アルコールなど)になりやすい
・うつ病 ・統合失調症 ・パニック障害 ・その他、様々な身体・精神的な症状
とまぁ、オンパレード状態になってしまうらしいのです。
の3つが三大神経伝達物質です
この話を語りだしたら どんどん深くなっていってしまうので
ここからは、どうしたらいいのかを 書いてしめくくりますが
幸せホルモンを増やすには
1.早寝早起き
2.太陽光を浴びる
3.リズム運動 (ウォーキング・ジョギング・ダンスなど)
4.よく噛む
5.人とのコミュニケーション
上記のことを 意識するだけで セレトニンを増やすと思います。
今の子供たちが 精神的に弱いと言われてるのは
太陽の下で遊んでいた 昔の子供たちと違って 外で遊ばせるのが危険だからと
家の中でパソコンやゲームばかりしてるのも大きな理由ではないかと思います。
遊び方が、子どもらしくなくなっていくことが多くなりました。
僕の子供時代にも、いじめはあったし、先生は生徒を引っ叩いたし、廊下に立たされたり
正座もさせられたけれど その先生に食ってかかるような
モンスターペアレンツなんてなかったし、携帯で次の日に○○をシカトしようなんて
陰湿ないじめなんて携帯がないから出来るはずもないし
携帯なんてないから 親が見えないところで連絡を取り合うなんて
できなかったし、日が暮れても外で遊んで 親に帰ってきなさーいって叱られるほど
太陽の下で膝小僧傷だらけにして遊んだものです。
今の子供が悪いのではなく、今の時代が、そうさせてしまったのもあると思うのです。
どんどん 外遊びをしなくなった時代の子供が親になっていく 「これから」が
ちょっと怖い 今日この頃です。
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やっこ (日曜日, 10 4月 2016 19:50)
またまた、大変 勉強になりました。
先生、毎回ブログ書くの大変だろうな‥と思いました。
ブログを読む人に、良い方向へ進んでほしい!という、先生の願い、気持ちが‥伝わってきます。感謝です。
r2key (月曜日, 11 4月 2016 05:59)
dear yakko
僕の願いや希望が伝わり
皆の気持ちが楽になれたらいいなと常に
思っています。いつも ブログを読んでいただき
ありがとうございます。