クライエントのSさんは、初めは なかなか気持ちを
出すことが苦手でしたが、手先がとても器用で、
手芸や、カリグラフィックや、いろんなことに挑戦するように
なりました。お話も、今では、笑いながら会話ができるように
なりました。 そんなSさんは ある声優さんが大好きで
いつもその話をしてくれます。
じゃあ、その人に ファンレターを書いてみようよ!
というお題を1か月くらい前に 出しました。
最初は、えー!! 何を書けばいいんですか? と戸惑っていました。
「いつも応援してます」でもいいし、たくさん 書かなくてもいいんだよ。
というと、
「レターセットは 沢山 持ってるんですけど・・・」と
お!いい食いつき方です。 嫌じゃないってことが すぐにわかりました。
そして、1か月経った 先日 「夜中の1時まで かかりました・・・・」という言葉と
ともに、きちんとしたしっかりとした綺麗な文字で 宛名と自分の名前が
書かれているファンレターを カバンから出してきました。
もちろん 僕も 僕の好きな人に ファンレターを書きました。
宛名も書いて 切手も貼って・・・。一緒に やらないと楽しくないですから~
「じゃあ 一緒に ポストに入れに行こう!!」と 部屋を飛び出し
二人で、ポストへ!!
無事に届きますように!と 手を合わせ投函しました。
大事なのは、ファンレターを書くことで 新しいことにチャレンジしたことです。
緊張と不安と そしてドキドキ感。 ポストに入れたことで達成感です。
何かをしてみることは 挑戦でもあり、経験でもあります。
初めてのドキドキは 最初の1回だけです。
次にファンレターを書くときは
もう「初めて」ではなくなります。次からは、やったことがあるという経験値のもと
少しの自信も備わります。 それが 大事なんです。
僕のファンレターの相手は 元気な女優さんです。
今の時代は、携帯メールばかりなので、便せんと封筒は とっても新鮮でした。
手紙を書くのが好きだった僕は、久しぶりに楽しかったです。
また Sさんと 次の ファンレター大作戦を楽しみにしたいと思います。
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