読書が好きなクライエントのTさんとは

毎回、本の話をしています。

最近は、お互いに本の貸し借りをしています。

Tさんの　すごいところは

今まで読んだ本の内容を全部覚えていることです

 

 

それって　僕は、映画にしても本にしても、その時は、集中してみてるのですが

結構　すぐに忘れてしまって　せいぜい記憶は　良かったか　良くなかったか・・・くらいで。

 

だから、タイトルを見ただけで、話しの内容を全部把握してるTさんに

尊敬の眼差しで見つめながら、すごいねぇ～といつも言いますが

 

その記憶の力が、いいことに使われるといいのですが

悲しい出来事の記憶も　また深く刻まれているので

　カウンセリングでは、いつも、新しい毎日を更新するように！と勧めています。

 

上書きしていくことで、過去の記憶を遠くに追いやろうというしたいところですが

思い出してしまうことを封印できないのが理屈ではないので

出来る限り　意識的に　「自分は、もう大丈夫」を脳に言い聞かせる作戦に

切り替えています。　人間の脳って不思議なもので

 

心理学的な実験で

 

「私は　毎日　どんどん良くなる」と言葉に出していた人と

 

「どうせ　昨日と同じで何もいいことなんてない」と言う人の

 

１年後の生活は　まるで違ったらしいです。

 

脳は言霊を聞いています。体の　何兆個という細胞は聞いています。

 

　神経質な人は　　「なんとかなるさ」

 

　不安な人は　「明日は　きっといい日になる」

 

　こうなりたいと思うイメージを　言葉に　初めは嘘でもいいからしてみると

　脳は　勘違いして　そうなるように動くのです。