以前にも書きましたが、年老いてきたロッキーが以前に戦った亡き戦友の息子の
トレーナーになる映画の「クリード」に感動して さっそく
かつて、観たロッキーを全部 観直しました。僕の記憶はオボロゲなので
途中 観てないのもあったような・・・・。
改めて ロッキー カッコいいです。単純だからこそ めっちゃ素直で
変にかっこつけたりせず、
(ボクサー以外では) プライドは持たず、常に 誰とでも
同じ目線になって関わっています。妻を心から愛し、トレーナーを心から大事にし
戦友をリスペクトし、周りの人間を見つめ、神父さんに頼るとこも可愛い。
息子に対しても、間違ったら 間違ったと心から謝ることができる。
そんな まっすぐなロッキーも、すっかり お決まりの フィラデルフィアの美術館前に
立つ銅像までの階段を走って上れなくなってしまって、ちょっと悲しいけれど
こんな風に歳を重ねていけたら かっこいいなと思いました。
若い頃に観ていた ロッキーへの自分の気持ちと
今、観た気持ちは、全然違います。若いときは、カッコよさと 自分も
そうなりたい!みたいな憧れで毎日が強く 尖っていた気がします。
今は、僕も中年になり、沢山の経験と人との出会いで
見方も変わってきました。尖る部分がなくなり、自分への探求心が増えました。
今の気持ちを見つけるために、昔観た 映画や本を見るのも
楽しいことだと思います。 こんなだったっけ?とつまらなく感じるのもまた良しだし
結構 奥深い作品だったんだな~と感心するのも また良し。
そんな ゆったりな 時間も 必要ですね。
コメントをお書きください