クライエントのS君。サッカー少年。
人間関係で悩み心の翼にヒビが入った状態で
僕のところに来ました。
階段を1段1段上るように、できることから始めて
今は、したいことをするようになりました。
自分の意志がしっかりしているS君は、高校生なのに
大人顔負けのストイックさを持っていて、サッカーの為に
体にいいものを取り入れ、必要のないものは口にしない。
栄養学にも興味を持っていて、そんな関係の本を読んでいる。やたらと詳しい・・。
なるほど~ へぇ~ばかりいつも僕はうなずいてばかり・・(笑)
スペインにサッカーの為に、かつて短い時間滞在したこともあり
ゆくゆくはスペインのチームでプレイしてみたいという希望あり。
だから、スペイン語の勉強をしている・・・んだけど
その勉強法が素晴らしい・・・
☆ノートに書いて覚える・・・← これは定番
☆ スペイン語カフェなるところでスペイン人を捕まえて話しかける
↑ スペイン語カフェって?どうやら、猫カフェとかみたいにスペインが好きだったり
スペイン語が話せる人が集まるタイミングがあるらしい・・・
さらに
先日 S君に会ったときのエピソード
「このまえ、友達と横浜にいて、スペイン語が どっかから聞こえると思って
周りをみたら、スペイン語を話す夫婦が道を探してる風だったから
どこに行きたいんですか?と聞いたら、スペイン語話せるの?と聞かれて
少しだけっていって、その後行きたい場所を聞いたんだけど、その場所 俺は知らないから
友達に聞いて、その友達の言葉を伝えて、案内したんっすよ・・・」
スペイン語が耳に入ると いてもたってもいられなくて
話しかけてしまうという。
日本の若者じゃないね。S君は・・・。しかも 結構しゃべれるのを僕は知っている。
試合中も、相手に腹が立った時は思い切りスペイン語で暴言を吐くと
スッキリするらしい。それだと喧嘩にならないから・・と。
なかなかのストレス解消 上級者・・・
僕のところへは 今は、 1か月に1度くらい 報告に来てくれています。
こんなことやった。こんなことが なんだかなぁ~と思った・・とか
今は、とくに悩んでいることというより、日々を報告することで
気づくことがカウンセリング。大人の階段の まだまだ途中。
スペイン語を教科書でも先生でもなく 日本の街の中にいる
スペイン人捕まえて 僕と話して!というスタンスは、そのまま大切に見守りたい。
むしろ、どんどん 度胸をつくし、心も強くなるから推進したい!
失敗も成功も 同じだけ大事。
「経験」がなによりの宝物になることを きっといつか知る日が来るでしょう。
彼の大きな野望は サッカーの監督。今はプレイヤーの経験を積んで
いつかは、戦略をしっかりとクールに立てられる「監督」になりたいらしい。
密かに 僕は、彼は すごいことをやるんじゃないかと期待しているのです。
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