本当に脳は不思議。
この画像は脳だけど、この複雑極まりない脳内で
いろんな動きをしていて、それが いい企みも生まれれば、悪さもする。
母親は腎臓が悪いので腹膜透析をしているのだけれど
浄水液の出が悪かったり、尿量が少ないと、体重が増えてしまうんです。
体重が増えるのは、食べ過ぎて増えているのではなくて
水分が体にたまってしまうからなんだけど、その水分が心臓や肺に入ってしまうと
呼吸困難になったりと(以前、それになって大変なことになり)それはそれは
厄介なもので、今回 体重が増えてしまったので、水分制限することになり
これまで好きなだけ飲んでも良かったのだけれど、急に日に600cc制限と言われ
食事の味噌汁もカウントされるし、薬を飲む水さえも計らなければならない。
そんな苦行を3日くらいしたら、体重も減り、担当医に僕も母も、水の量を!!と
懇願し、900ccに増えました。(懇願したからじゃないけど)
飲めない!と意識すると 母は、これまで味噌汁も「いらなーい」とか
言ってたのに、ありがたい水分になった途端、味噌汁の60ccとかも
「ほんとに美味しい」とありがたくいただくようになり・・・
少ない量なら アツアツの飲み物のほうがゆっくり飲めるなんていう
知恵も生まれ、ミルクティーやコーヒーを甘くしてゆっくり飲んだりして
まだ900ccの制限と闘っています。
それまで、飲みたい 飲みたいと言ってたわけではないのに
ダメ!となると脳は、意識して もっと飲みたい。に変わっていくのが不思議。
そして、寝てたり、他事に意識がいくと、その欲求も逸れて・・・・
そういえば、子どもの頃は、遊びほうけて いつまでも帰らないと
●●時までに帰ってこないと、家に入れないから!と母親に言われ、家に入れないことも
あったし、ダイエットして、甘いものを食べないぞ。とか油ものは食べないぞ!と
決めた途端、無性にそれが食べたくなったり、●●までに!という縛りは焦りに変わり
●●してはいけない!は苦痛に感じます。
今は、ひとり暮らしをしていて、誰も○○までに帰ってきなさいと言わないですが
僕は、明日は○○だから早めに帰ろうとか、かえって○○をやらないと。なんて
自然にやってしまいます。もちろん 夜にこれを食べたら太るだろうなぁと思えば
自然にそれを口にするのをやめたりして・・・・。
脳は、制限すること自体は頑張れるのに、その制限を「意識」すると
途端に、落ち込んだり、疲れたり、不安になったりします。
だからこそ、カウンセリングでもよく言いますが
五感を使って、できるだけ違う方面を使ってリラックス。
耳は音楽を目は本や映画や、写真など・・・。
母は、とにかく寝て意識を眠りに。
早く その意識を解いてあげたいです。あと1キロ体重が減れば
制限解除です。風船のように母の体のどっかに針で穴でもあけて水が出るといいのに・・・
と、つい、妄想ばかりしてしまいます。
脳は単純でもあるので
すぐ思ったことを信じてくれます。だから 朝はできるだけ
「今日は 笑えることがどんだけあるかなぁ」とか、肯定文で始めましょう。
きっと 口にした通りに脳は働こうとしてくれますから。
コメントをお書きください