先日　母が亡くなりました。

 

生前　母と縁があった人や、母のことを知り愛してくれた人たちにブログで

知らせたくなかったので　直接　連絡をして伝えることに時間をゆっくり使ったので

やっとブログの更新をすることができます。

 

このブログを　いつも見ていてくれる　すべての人たちは

母のことも　ずいぶんと書いたので　知っていてくれていると思うので

永眠したことを知り、心せつなく思ってくれることでしょう。

それだけで　本当に感謝でいっぱいです。ありがとう。

 

母とは、一ミリの後悔もないくらい　一緒にいました。

３年間の闘病生活でしたが、母や家族にとっても、切ないことも沢山ありましたが

それ以上に　笑った時間が多かったように思います。

それは、母の愛すべきキャラクターであり、その人を母に持った僕たち姉弟の

明るさが　母を笑顔で天国に送り出すことができたと思っています。

 

本当に　痩せることなく　母は綺麗な顔と笑顔でした。

 

今の僕は　満足感と幸福感でいっぱいです。

なぜならば、毎日会っているのに

いつも、夜になると　母はつらくないかな？　寂しくないかな？と　胸が

ザワザワしていた気持ちが　亡くなってからは　いつも心にいるという

安心感に変わりました。母の物体は　もうないけれど

母の心は、いつも一緒にいるので、どんなときも、母が言うこと　することが

笑っちゃうくらいにわかります。

 

生前、元気な頃からの希望で　棺に大好きな深紅のバラをいっぱいに

入れてほしい。その希望をバッチリ叶えました。

８２歳でしたが、今年の６月のバースデーも込めて８３本の深紅のバラを

用意してもらい、本人の希望で家族だけで１０人で１本ずつ棺の周りを

ゆっくり歩いて、合計１人８回　ゆっくり話しかけながらバラで埋め尽くしました。

 

最後に　父が　「いってらっしゃい！！」と　泣きたいのを我慢して元気な声で

そう言いました。母が安心して旅立てるように

みんな笑顔で。

 

最後に　僕から母への手紙です。

　母へ天国へ持っていてもらうための　手紙を

棺に入れたのですが、コピーもなく、下書きもないので

全部は覚えていないですが　母は、めんどくさがりがったので開けて読んでは

くれないかもと思い、　母の前で読み聞かせたので　母だけは覚えていると思います(笑)

 

僕は　母が亡くなったときも、納棺のときも、出棺の時も骨になった時も

涙がでませんでしたが

この手紙を読んだときだけ　読みながら大泣きました。たった一度だけです。

誰の前でも泣かなかったのは、無理をしたわけでもなく母のことを想い

もうシンドイことから解放されて良かったねという気持ちが大きくて手紙を

読んだときは　母の前で　さよならとありがとうと

また必ず会おうという気持ちだったからです。

 

 

　　　　どれだけ　私はあなたを　愛したでしょう。

　　　　そして　どれだけ私はあなたに　愛されたでしょう。

 

　　　この気持ちは　変わることなく　永遠です。

 

　　沢山　愛してくれてありがとう

　　沢山　守ってくれてありがとう

　　沢山　一緒に過ごしてくれてありがとう

　　沢山　優しくしてくれてありがとう

      沢山　友達を愛してくれてありがとう

　　沢山　笑わせてくれてありがとう

　　沢山　叱ってくれてありがとう

　　沢山　美味しいものを作ってくれてありがとう

　　沢山　ゴルフを一緒にありがとう

　　沢山　褒めてくれてありがとう

　　沢山　自慢してくれてありがとう

 

　　　最愛で　最高の　母です。

 

　　嫌だろうけど　生まれ変わって　母を選べるなら　間違いなく

　　あなたを私は選びます。

 

　　ダイジョウブ　俺は胸を張って笑顔で生きていくから安心してね