僕の知人に　興味深い人がいます。初めて逢ったときから僕は

この人　気になる。なんか好きな感じがする。というインスピレーションがありました。

彼は、とても自我が強く、とてもコダワリがあり、今、小学校の先生をしています。

まだ30代ですが、彼には、子どもたちに「伝える」という宿命をもっていて（僕はそう思う）

まるで　池上先生（テレビでお馴染みの方でニュースをわかりやすく伝えてくれる）

の弟子ではないかとおもうくらい　どの教科も現代っ子らしく　アイパッドを駆使して

わかりやすく丁寧、かつ楽しい授業をしている。

幼少時代の親子関係がうまくいかず（細かいことは避けますが）

感情の表現や愛情の求め方も与え方も上手じゃありません。

だからといって決して　出来ないと開き直ってるわけじゃないし

彼自身、本当は誰よりも　素直に表現したいし、求めているのだろうなということが

わかります。なぜならば

彼は、世界の貧しい国の人や、子どもたちと触れ合うことが生きがいだからです。

毎年、そこどこ？っていう国で、その国の民族衣装のような服を着て（これが

現地の人にしか見えない）子供たちに触れあったり　お年寄りたちと触れ合ったりしている

その姿や笑顔がホントに　いい顔してるんです。きっと日本ではあまりしない顔なんだと

思います。この世界観を日本の子供たちにも伝えたい！

その気持ちが　その授業構成の内容をみていてよくわかります。

僕は何度も彼に　「あぁ、小学校の時に君が先生だったら僕はどんなに楽しくて　もっともっと

知りたい！と思っただろうし、それに反映して成績もそれなりに上がったと思うし（願望）

世界観も変わっただろうな・・・」と言ったことか・・・・。

そんな彼が　僕に勧めてくれた本があります。