時々 僕の中で
断捨離ブームがきます。
思い切って「捨てる」
そのときは捨てることができないと
思ったものはキープしておくと
ブームというか もういいでしょう・・
とサインが脳内にやってきて
思い切って捨てます。
案外 ためらわずに捨てています。
だから、何事も 今だ!
と思ったならば それがチャンス!なんだと
しみじみ改めて思います。
さて、片づけ軍団の中に、まぎれていた 僕と姉貴が5歳の時に 母の姉(伯母さん)に
あげた手紙が、つい数年前に 伯母さんが あんた達がくれた手紙だよと
見せてくれました。4つ上の姉貴は綺麗な字で 近況報告をしていて(笑)
僕は、5歳になるというのに 「め」「あ」が うまくかけずに どこかの国の
象形文字のようになっています(笑)
しかも 書いた文章は
おめでとお ありがとございました よろしく
最後のよろしくは ちょっとしたヤンキーです(笑)
何がおめでとう で 何に ありがとう で 何によろしく なんでしょう・・・
隣に 母の字で こう書いてあります。
「おめでとう ありがとうございました よろしく」と書いたそうです。
字を書き始めたのでわけがわからず 書きまくります。
書いたそうです ってところに 母がお礼の手紙を書かせたわけではないことが
わかります。僕が 字を覚えて面白くなって書きまくっていたのだろうと
母の書きまくります に きっと 新聞の広告の裏をまとめて どん!と
僕の前に置いたのだろうなと 想像できます。47年前の母も変わっていません。
好きなことを好きなだけさせてくれた母でした。
5歳の僕は このペラペラのパラフィンみたいな紙に
右から左に書くことも知らず ただ知ってる言葉を白い紙の中にめいっぱい大きな文字で
書きました。そこには、こうしなさい こう書きなさい という母の命令は
まったく見られず そして この 字がひっくりかえった よろしく でしめた
手紙を そのまま送ってくれた母が やっぱり僕の今の原点なんだと思ったのでした。
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