テレビの「金スマ」で 発達障害のピアニスト 野田あすかさんの
紹介をしているのを観て、この人のピアノの音色を生で聴いてみたいと
おもい、先日 浜離宮朝日ホールに行ってきました。
どんな人なのかは、ネットで検索してみるとよくわかりますので
あえて、ここでは書きませんが リサイタルのタイトル ~ ありのままで ~
の通り、ピアノの音色がとにかく 美しかったし、心に響く音でした。
第一部は、クラシックの 難しい曲や美しい曲を力強く、そして優しく
素晴らしい技術と共に・・・・。
そして第二部は 本人の作曲した曲の数々を
その曲を作ったときの気持ちのエピソードを添えて・・・
発達障害だと診断されるまで とても苦労し、いじめにあい、
2階から飛び降りて粉砕骨折をし、歩行が今も、杖なしでは歩けません。
ピアノでは車椅子で登場していました。
「生きる」希望を与えてくれたピアノ
「唯一の友達」であったピアノ
彼女の作る曲に たくさんの おおきな優しさと おおきな勇気と
幸せを感じます。
今回 特別に 写真撮影をしてもいいですよ
と 数分時間をくれまして
みんな 一斉に カメラを向けて撮影しました。
彼女は くったくない笑顔で 右サイド左サイド
2階席に手を振っていました。
彼女は譜面が読めないそうで 独自の覚え方で
譜面を自分で起こし、カスタネットを使って
独自のリズム感を覚え、1曲覚えるのに1か月かかると
番組では言ってました。
夢中になると時間も食事も忘れてしまうのも発達障害の特徴で
彼女は、ピアノに夢中になり10キロ以上痩せたというエピソードも番組の中で話していました。実際彼女のピアノを聴くと そんな大変なやり方で
弾いたとは思えないほどのピアノのすごさでした。
テレビ番組で観るよりも、たぶんCDで聴くよりも 生演奏の方が感激するだろうなと
僕は思いました。来年も、また 彼女はリサイタルをすると思うので
興味がある方は、野田あすかさんの公式サイトを見てあげてください。
理屈ではなく 心が震える素敵な音色です。
また僕も、来年、また素敵な音に会いに行きたいなと思っています。
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