僕は字が上手くもないし、文才があるわけでもないけれど
文字を書くのが好きです。
だから、20代の頃は、本当に沢山 手紙を書き
その当時付き合っていた彼女とは
会うたびに手紙の交換をするほどでした。
しかも、手紙を書くための、便せんや封筒、ペン、切手、封をとめるシールや
ロウソクを垂らして型をつけるものなど それを探しにいくことも
好きな作業でした。
いつのまにか、インターネットが出てきて、携帯電話があって
すぐに相手に伝わることが便利になり、早くなり、だんだんと手紙を
書く回数が減りました。しかし、いまでも、便せんや封筒、ポストカードなどを
みつけると買ってしまいます。
そんなところへ、僕の大好きなアミーゴ(クライエントさんのことをこう呼びます)
が、九州に帰ってしまい、手紙をちょうだいと言って僕はサヨナラしたのだけれど
なかなか手紙が来ず、(あえて手紙を待ちたかったから住所も聞かなかったので)
少し忘れかけたところへ、一枚のハガキが届きました。
縦書きの文字は 彼らしい個性的な文字で、
前略 ご無沙汰しています。手紙を書こう書こうと思っているうちに夏が過ぎ
朝晩 冷える季節になりました。お話ししたいが沢山あります。
という始まりからハガキいっぱいに、近況報告がありました。
その素直で飾らない文章がとっても心地よくて 何度も読んでしまいました。
最後に では 無事な毎日を 草々
と書いてあるところもまた、 彼らしい独特な世界観があって
すぐに返事を書きました。
上手に書こうとか、字がどうとかではなくて
伝えたい そのまんまの想いが大切なんですね。
文章を通わせるから文通
心を通わせる 温かい この形が僕は やっぱり好きです。
ブログをみてる方 良かったら 僕に手紙をくださいね。
必ずお返事しますから。
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