幸せな人とは、いつも上機嫌でいられる人のことです。
「いいことがあったから、機嫌がいい」のではなく、「上機嫌な人には、いいことが起こる」のであり、「悪いことがあったから、機嫌が悪い」のではなく、「不機嫌な人には、悪いことしか起こらない」ものなのです。
アランは、「幸福論」の中で、「悲観主義は気分に属し、楽観主義は意志に属する」と言っています。
嫌なことがあるとすぐに落ち込んだり、怒ったりする人は、意志が弱く、気分に流されやすい人だと言えます。
対して、いつも上機嫌でいる人は、悩みがないわけでも、何も考えずにのほほんとしているわけでもなく、強靭な意志をもって、つねに上機嫌であるように努めているのです。
ちなみに上機嫌とは、どんなときでもヘラヘラと笑っているということではありません。ふてくされず、やけにならず、活き活きと、充実感に満ちた毎日を送るということです。
いつも不機嫌な人というのは、どんなに強がっていようとも、偉ぶっていても、実は自分に自信がないのです。不機嫌とは、「もっと自分に気を遣ってほしい」という、他人に対してのサインなのです。
誰の周りにも、「他人を不愉快にさせる人」は存在することでしょう。
そういう人に、嫌なことをされたり、言われたりしたからといって、すぐに不機嫌になってしまってはいけません。
「他人を不愉快にさせる人」というのは、自分だけが他人から嫌われ、つまらない人生を送り、いつもイライラしていることが悔しいので、他人にも同じように不愉快な思いをさせて、自分と同じレベルにまで引きずり下ろそうとしているのです。
その挑発に乗り、腹を立ててしまっては、まさに相手の思う壺です。
「他人を不愉快にさせる人」に出会ったならば、自分の意志の力が試されるよい機会だと思ってください。
好きな人と一緒にいるときは、誰だって嬉しいし、上機嫌でいられるものです。
嫌な性格の人の前でも上機嫌でいられたならば、あなたは相当に強い意志の持ち主であると言えます。
嫌な人のことは、「自分の幸福度をはかる試験台」だと思えばよいのです。
「他人を不愉快にさせる人」は、挑発に乗ってすぐに不機嫌になってくれる人を好んで選び、いつまでも執着します。
あなたが、そういう人に対してすぐに腹を立てていては、いつまでもカモにされ、付きまとわれ続けることでしょう。
挑発に乗らず、いつも上機嫌でいれば、相手はいずれあきらめるはずです。
不機嫌な人に対して、さらに強い不機嫌で対抗するのは、まったく逆効果です。
上機嫌という武器を用いれば、労せずとも、相手のほうからあなたを避けるようになるでしょう。
不機嫌な人というのは、上機嫌な人を怖れます。相手と自分を較べてますます劣等感を深めることになってしまうので、面白くないのです。
「他人が悪いから、自分はいつも不機嫌なのだ」という浅はかな考えは捨ててください。上機嫌な人というのは、他人に影響されず、自分の意志で上機嫌をつくり出しているのです。
上機嫌こそが、幸福の呼び水であり、愛される人間になるための必要条件です。
上記の文章は たかたまさひろさんという人の
愛する人に愛される方法という 本の中から 今日は「意識して上機嫌に」という
項目を選びました。
僕は、今は、常に自分が機嫌よくいられることを意識しています。
もちろん 若いときは、尖ってもいたし、気も短かったし、不機嫌な人に対して
ケンカを売ったり、文句言ったりと、いろいろ大変でした(笑)
でも、それをやったからこそ、苦手な人に出逢ってしまうと「試されてるな」と
思えるようになりました。苦手な人だと思っていたけど
実はそうでなかったり。
自分にストレスをかけないことを 覚えました。
そして、どんな人と出逢っても、先入観を持たずに、向き合うことから
始めています。自分の性格なんて変わることもないと思っていたし
変えられるとも思っていなかったけれど
確実に年齢と共に、変わるものなんだということは この年になって実感しています。
ただ、体は 実感したくないので、健康を意識して動いています。
自分でできる努力は無理のない程度に意識します。
以前は、この極寒の中でも 頑張るのだ!と早起きして走っていましたが
今は、急に血圧が上がったり、心臓に異変が起こるのも避けて
できるときに気温と相談した走ります。
そういった意味では、なにがなんでも!という若さは終わったのかな(笑)
寂しいことだけどね。
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