先日、ゴルフに行った帰り
サービスエリアに寄り、東京方面に戻ろうと
走り出すと 「東京」という文字が
書いてある段ボール紙を持った二人の若者が
立っていました。東京にどうせ僕も帰るし
ひとりだから二人乗る余裕もあるし
とりあえず声をかけてみるかと 近くに止め
「どこまで行きたいの?」と聞くと
東京ならどこでもいいんです。という答え。
じゃ、とりあえず乗っていく?
「え!いいんですか?」(って 乗りたいからヒッチハイクなんだろっ)というツッコミは
いまは、やめといて・・・・。
ということで
東京までのドライブ ほんの3,40分だけれど
一期一会の はじまり はじまり~ ♪
彼等を乗せた理由は
若い子のチャレンジを応援したい気持ちもあるし
その子たちの身なりも、きちんとしてたから、これは貧乏系じゃないなと思ったこと。
そんなことは思いたくないけれど、たとえば、外国人ならば、ヒッチハイクを装って
金銭目当てってこともあるだろうし、それは外国人だけじゃなくて同じ日本人でも
大いにあること。疑えばキリがないけれど、今回は、僕の人間観察力を大いに
信じて乗せることに!
案の定、彼等は、岐阜県から東京に住む友達に会うために
春休みを利用して一度やってみたかったヒッチハイクに挑戦していた
20歳の大学生の二人。ハングリー精神も緩く、途中 ビジネスホテルに泊まったり
電車に乗ったり・・・・ 現代っ子だな。
道中、
ルームミラー越しに 二人に 岐阜県は何もなくて 何もない県ランキングのトップに
ある話とか、僕にたどり着くまでのヒッチハイクの話とか(ちなみに僕は4台目)
ヒッチハイクをしている彼等に頑張ってと声を掛ける人、罵声を浴びせるヒドイ人も
いたとか。。。そんな話を聞くうちに
東京のとある駅に着き、彼等を おろすとき
いい人もいればそうでない人もいるけど いい経験になったと思うよと伝えると
彼等は「人に優しくしようと このヒッチハイクで思いました」と言いました。
昔の若者と違って今の若い子は いろんなことが緩いなと思うけれど
その中で、彼等なりに、経験をし、感じ、今後の人生に生かせたら意味があるだろうな
と そんなことを思いながら 僕自身も とても楽しくて、いい時間を過ごしました。
最後に彼等の下の名前をきいて、握手をして、「東京楽しんでね」と別れました。
彼等は、走り去る僕に向かって いつまでも手を振ってくれて
この子たちの この素直でまっすぐな部分が このまま育ちますようにと
こころから願ってしまいました。
これこそ ホントに 一期一会。
僕も若い頃やってみたかったヒッチハイク。
今の歳でやったら、ホームレスかと思われるかも(笑)
何事もやってみることが大事だと思っている僕の持論に
今回の一期一会は ビビッと合ったのだろうと思います。
また 彼等は 岐阜に帰るときも ヒッチハイクをするそうです。
いい人も そうでない人もいると思うけれど
それが彼等の「経験」であり、何かを感じるきっかけになれば
このヒッチハイクは のちの彼等の人生に いい影響を与えるだろうと
僕は信じています。
この一期一会に 僕も 感謝感謝です。
僕も、いつまでも、どんなささやかなことでも チャレンジを忘れずにがんばろ!
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