昨晩、大好きなサザンオールスターズが
横浜アリーナで無観客ライブをやりました。
前々から告知していたので、チケットを購入して準備万端で
始まる「その時」を、飲み物やらタオルやら準備して待っていました。
サザンオールスターズは僕の青春そのもの。
あんなときも、こんなときも、いつも側にはサザンの曲がありました。
桑田さんが病気になったとき、息が止まるくらいにショックで
この人が死んでしまったら時代は終わるくらいの気持ちだったけど
3・11の東日本の震災のあと、まだ体もままならないのに
すぐに仙台で復興ライブした人。
常に周りのことを気に掛け大事にする人。桑田佳祐。
若い頃はヤンチャでテレビで大暴れしたり、ケツだしたりして
彼のおふざけは度を超えて
NHKを出禁になったり(笑) そんなこともあったけど
どんなときも、
音楽を愛する真摯な姿勢は ずっと変わらない。
ミュージシャンあるあるな 薬や、酒、女、などのウワサも一度もなく
常に時代に取り残されることなく 逆に先端を走っている人。
大好きなボーリングで桑田佳祐主催で全国ボーリング大会を
やったり(桑田さんはプロ並みにうまいらしい)
無理せずに好きなことをちゃんとやる人。
昨日のライブも まだ誰もやっていない
大きな会場での無観客ライブ配信。
誰も、いない客席なのに それをまったく感じさせない
演出。そしてなによりセットリスト(曲順)が素晴らしかった。
何度も、歓喜の叫びと涙と交互にやってきて
デビュー42周年ライブというのもあって
ちゃんと昔からのファンのことを考えてのセットリストだった。
相変わらず、おふざけも忘れないし
照明もすごかったし、ダンサーもマスクしながら踊ってたし
演奏者の間にアクリル板があることをまったく感じなかったし
なにより、いつも見れない角度からのカメラワークに
ワクワクしたし、(桑田さん後ろからみたことないし)
こうしてブログに書いてる「今」も興奮冷めやらぬ・・・
むしろ思い出して テンションがあがります。
桑田さんが生きて 力強く歌ってくれるだけでも感謝だけど
彼を支えてきた奥さんの原由子さんも元気で感謝だし
夫婦が共に音楽を二人三脚で続けていて、2人が歌っている曲が
流れてきたときには、またしても涙。
以前 病気をしたときに 原由子さんのコメントで
こんなに沢山の人が彼を待っている。
私の夫というより、日本の皆が求めている彼を
死なすわけにはいかないと思った。と言ってました。
そのことを思い出したら、また 二人で歌った「シャララ」という
曲に涙。
もう 本当に大興奮の2時間半でした。
何度も、コロナに関して
医療従事者を労う言葉だったり、国民に向けて
がんばろう!だったり、時には歌詞を替えてまで励ましだったり
アマビエが頭に乗っかった お決まりの禿げズラで
笑わせたり、踊ったりで、観ていた皆を勇気づけたり元気づけたことと思います。
僕も いっぱいもらったから。
サザンのメンバー5人が
誰一人 欠けることなく揃ってることも素晴らしいことだなと思います。
病気したり、突然亡くなったり、そんなこともなく
同じメンバーで全員揃ってるっていうのは
ほんとに大変なことではないかと思うのです。個人個人の健康管理もきっと
すごくやっているんだなと。
あと何年
こうしてサザンと共に歩いていけるかわからないけれど
昨日は、会場には行けなかったけど、もしかしたら、行けたとしても
チケットが取れなかったかもしれません。
そして全国の全世界のサザンファンも、全員行けなかったのだから
この無観客のライブ配信は画期的な試みだったと思います。
ホントに生きてて良かった~
観れて良かったと心から思いました。
見逃し配信もまだまだ やるみたいだけど
やっぱり、生で これから始まるよ!のワクワクドキドキ感は
そのときにしか味わえないので、これからの時代、コロナがホントに終息するまで
こんな形のライブが多くなるかもしれません。
もし そうだとしたら
感動や興奮は、会場でファン同士で ワイワイは出来ないけれど
自宅で自分だけの思い入れで泣いたり騒いだりっていうのも
これまたいいなと思いました。
桑田さんが 元気でいようね。また会おうね!と
言ったので、心も体も元気でいよう!という
意識がまた、高まりました。
音楽を通して桑田佳祐のチカラに感謝です。
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