辛い時期が いつまでも終わらないように思えるときは
暗雲が風に流されて動き、去って行くのを見ればいい。
力のない自分がやり遂げられるのか自信が持てないときは
か弱い野の花が、岩の間を割って咲いているのを見ればいい。
本当の愛があるのか疑ってしまうときは
つがいになったら死ぬまで離れないというオオカミを見ればいい。
家族に逆らいたくなったときは
老いた親にエサをくわえて食べさせるカラスを見ればいい。
週末を休めず、仕事のプレッシャーで頭が爆発しそうなときは
一日12時間寝ても飢え死にしないナマケモノを見ればいい。
目標が持てずがんばれないときは
一度の狩りで全てのエネルギーを使いきるチーターを見ればいい。
いつも人に遅れを取ってばかりだと落ち込むときは
陸ではゆっくりだけど、水の中では速く泳ぐカメを見ればいい。
待ちに待ったその日が果たして来るのかと思うときは
長い長い冬の後に、必ず春が来るのを見ればいい。
神様は宝探しのように
自然のあちこちに人生の答えを隠している。
(+1㎝より)
じっさいの動物を見なくても
大空の上から頭にイメージするだけで
自分の現況を嘆くのではなく 打破できる材料のひとつになればいいなと
思います。
自分に起きる出来事は、乗り越えるために用意された
「試練」
自分の中に生まれる感情も 乗り越えるための
「課題」
だと 僕は思っています。
だから、こうした 励まし本にも
背中をおしてもらって、ぶれない自分を作り上げていくのです。
誰かの言葉や誰かの書いた本、誰かが作った映画、誰かの音楽、
自分だけでなく まわりの影響や応援は
ちゃんと丁寧に心を傾けていきましょう。
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