自分を不幸だと嘆いている人は

なぜ　わざと幸せから目を背けようとするのか・・

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自分にも恵まれた点がある

と認めてしまえば自分の人生がつまらない（と思っている）ことに対して

言い訳ができなくなるから・。

 

健康なカラダがあって、住む家があって、家族がいる等々

与えられたものに感謝だよ

↓

（そんな当たり前のことに感謝なんてできない）

↓

世の中には　もっと恵まれない立場の人もいるよ

↓

（自分よりも恵まれている人もたくさんいるじゃん！）

↓

他人の役に立つことを考えるのは？

↓

（自分のことで精一杯で他人のことを考える余裕がない）

　　　

まるで自ら幸せになることを　幸せだということに気づくことを

拒否しているかのよう

 

なぜ　わざと幸せから目を背けようとするのか

↓

自分にも恵まれたところがあるということを

認めてしまえば、自分の人生がつまらない（と思っている）ことに

対して言い訳ができなくなってしまうから。

 

 

人間関係に不安を感じている人の多くは

「自分をありのままに受け入れてほしい」と願っている。

 

他人に対して自分を無条件に受け入れてくれることを求めているのに

自分の方は自分を受け入れてくれる人だけを受け入れると他人を選別している。

 

自分を無条件で受け入れてほしいと思うなら

自分も他人に条件を課してはいけない

 

 

 

カウンセリングで　よくある事例です。

自分をわかってほしい。自分の辛さをわかってほしい。

だけど　まわりは全然わかってくれないから　どんどん「不幸」な壁を

厚くしてしまい　その壁を壊すことが　なかなか困難になる。

 

こういうときには　カウンセリングでは

他の誰かや状況を例えにして励ましたりしません。

そんなことを重々　本人がわかっていることなのですから。

 

だから、とことん　その人の辛さと寄り添います。

人の苦しみや辛さは　何かと比べることもできません。

客観的にたわいのないことに見えても本人は１００のうち１００辛いのです。

ひとは、共感、共有することで、気持ちが楽になります。

ちゃんと向き合うことでちゃんと聴いてくれることで、自分を認めてくれるという

安心感から　次のステップに向かえるのです。

 

カウンセラーは、常に「とことん　つきあう覚悟」が必要です。

僕は、そのつきあう時間すべてを　その人の持つ「物語」だと思っています。

ですから、知れば知るほど、みな　そのストーリーが違い、僕にとって学びだらけです。

 

もちろん、人間ですから、相性もあります。

僕がどれだけ　まっすぐに向き合う気持ちでいても、第一印象や、生理的なもので

拒否されることもあります。それは、それで縁だと思うので僕は落ち込んだりしません。

ですが、僕は、拒否しません。僕のところにたどり着いた人は縁だからです。

 

一期一会とは　いい言葉です。

 

ひとりでも多く　不幸と思っている人を

「自分って案外しあわせなのかもしれないな」と言えるよう

導けたらいいなと思わずにはいられません。