人間関係に不安を感じている人の多くは
「自分をありのままに受け入れてほしい」と願っている。
他人に対して自分を無条件に受け入れてくれることを求めているのに
自分のほうは自分を受け入れてくれる人だけを受け入れると他人を選別している。
自分を無条件に受け入れてほしいと思うなら
自分も他人に条件を課してはいけない。
他人をありのままに受け入れるためには
不用意に他人を信用して裏切られたら損だ。
その裏切られた感というのは、自分が勝手に他人に「敵か味方か」に選別していたことが
裏切られた意識を生み出している。
ま、裏切られた感ってのは、自分が期待していた利益を与えてくれなかった・・・
という感じかな。
そもそも
他人を敵・味方に分けるという考え方は危険であって
敵だと思うと 長所さえも欠点に見えてしまう。
判断を誤ってしまう危険が大きい。
他人をジャッジするときは
「自分に何をしてくれるか」ではなく
「相手を尊敬できるか」「相手から学ぶ点はあるか」
「その人と付き合うことで自分が成長できるか」
そして
相手がなにもしてくれなくても 自分が相手から学び成長できたなら
大きな収穫。この考え方ができれば裏切るという感覚にはならない。
相手から学ぶというのは
いろんなジャンルの人が対象になります。
親、きょうだい、配偶者、こども、
近所の人、先生といわれるひと、友達、テレビの人
街で見かけた人、映画や本の中の人、などなど
いろんなジャンルが対象になります。
もし、友達つきあい、会社の人間関係、親子間など
迷ったり、わからなくなったときは
素直に 相手に対して どう思っているかを考えてみることは
発見であったり、見直しになったりするかもしれませんね。
こじれたら、素直に原点に戻る。
これ案外 大事です。
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