実は1か月ほど
父が入院してました。
前回のブログにもチラッと書きましたが
風呂上りにめまいをおこし、それをきっかけに、持病の腎臓病が悪化していることが
わかり、急きょ 入院し、透析をすることになりました。
すこしずつ 以前から 腎臓の数値が悪くなっていて
透析をするか しないか という選択が迫られていて、父は、週3回も
透析に死ぬまで通わないといけないという縛りが嫌で
透析をしない選択をしましたが、透析を選択しないということは、こうなってこうなりますよ
と主治医にも言われていたけれど、父は、それでもやらないという決断をしたものの
食欲がなくなり、どんどん痩せていき、体力がないから気力もなくなってきて
尿毒症になっていきました。
何度も透析を薦めてくれた主治医でしたが
めまいで駆け込んだ時 先生は「ラストチャンスですよ」と
透析することを推しました。父には、やはり 苦しくても透析をしないという「覚悟」が
なかったのです。先生には、父が「覚悟がない」ことに気づいていたのです。
透析をすると今の状態よりも楽になり、食の意欲も出てくるというので
覚悟のない父は透析をすることに。
90歳になるまで奇跡的に ほとんど 大病もせず、入院経験もない父の
1か月の入院生活は、いろいろとありましたが、退院時には、顔色もとてもよくなり
食欲も少しずつ増え、食欲が出ると体力もつくので、動作も変わり、めまいも減り
元気に退院となりました。
この1か月の間
父の住む部屋を大掃除し、退院したら動きやすいように 家具の位置を変え
動線をよくしたり、塩分控えめの調味料をそろえたり
透析に通う為の服を買いそろえたり(毎回体重を測るために同じ服でなければならない)
父の病院、父の部屋、介護認定のこと、施設の人との打ち合わせ、ケアマネジャーとの面談
ソーシャルワーカーとの話し合い、通う透析のクリニックとの連携
訪問看護のこと等など
やることがいっぱいだったけれど
母のことで 経験が十分あったので 今回の父のことは
その復習をやっている感じでしたが、忘れていたことも多く・・・
僕の脳内も忙しかったです(笑)
これから、週三回の透析が始まるけれど
ルーティンができたら、習慣になっていくと思うので少しの辛抱ですね。
確実に体は入院時よりも良くなっているので
90歳にしてリニューアル(笑)
人の寿命はわからないし、どんな死に方をするのかも
わからないけれど
父が生きている間は、少しでも辛くないよう 手助けできたらいいなと思う
今日この頃です。
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