今日は 父の日です。
僕の父は、退院し、透析に週に3回通う生活を始めて
そろそろ2か月経とうとしています。
あんなに透析は嫌だと言い張っていたのに
実際 体がしんどくなり、尿毒症になり、ギリギリのところで
主治医の背中押しで 透析をすることになったわけですが
その透析によって、入院前より もっともっと元気になっています。
まず、食欲に対する意欲が戻り、その結果、食べるようになり、その結果
体力も回復し、それをもとに、なんだか いろんなことに 「やる気」も戻り
弱弱しかった入院前は、死ぬ準備か?というくらいの 言葉が多かったけれど
今は、年が若くなっていくんじゃなかろうか・・・というくらい元気です。
透析に週3回 迎えの巡回バスに乗って、透析の病院に行くのですが
入院前は、毎日ツマラナイと嘆いていた父は
透析に向かうバスの中から、外を見たり、透析の病院内の先生や看護師さん達に
声かけてもらったり、世間話をするのが楽しいらしく、4時間は、長いなと
言ってたのに、最近では「時間の使い方がうまくなった」と4時間の使い方の
テクニックを披露してくれます(笑)
社交的で人と話すのが好きな父には、透析に通うことは、実は合っていたということが
わかりました。父には、そんな意識はないだろうけれど
家族の僕から見たら、透析に行くことで「やること」があること。
そして、会話があること。外に出ることで 開放的な気持ちになること。
それは、外交的な父には すべてにおいて 良い結果だと今は言えます。
自分で ダメだ、できない、無理、と思っていることが
実は、そうでもないことって きっとあるんだろうなと父の
透析は嫌だ、と思い込んでいたものが、実際は、効果的だったり、合っていることだと
わかったことで、自分の「思い込み」って結構あるだろうなと
はたと考えました。
体の調子が良くなることは、心の調子にも大きく影響し
生きる意味さえも、変えてしまうくらいのものがあります。
だから、体に不具合が出た時は、きちんとメンテナンスをすることが
まず、大事だと改めて言えます。そこを無理すると どんどんしわ寄せが出ます。
疲れたときは、休むこと。好きな飲み物でも ゆっくり飲んで休むこと。
休憩をするということが ホントに大切です。
気になる箇所があるのなら、時間を作ってでも、メンテナンスです。
僕は、最近、歯医者に行きました。歯が痛いわけでもないけれど
年に2回か3回
クリーニングをしてもらうという名目で、歯のチェックをしてもらいます。
磨き方を習っていたので、その成果が出ているのか、フロスの使い方はいいのか
歯茎の状態は?などなど、年に2回か3回のことですから めんどくさがらずに
行くことをおススメします。歯って、痛くなったときには、結構大変だからねぇ。
しかも、歯って食べる意欲にも直結してます。
今回は、先生に、「お!なかなか優秀に磨けているよ。褒めると調子に乗るから
あとひと踏ん張り頑張って!」と言われました。僕のことをよくわかっている先生です(笑)
横道に それてしまいましたが
子どもの頃から、今日に至るまでの 自分の中での父との葛藤
父の生き様、現在の親子関係、90歳の父との残りの時間のことなど
父の日に いろんなことを思うことも 僕にとっての「父の日」なのです。
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